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店子と大家は一蓮托生?!家賃変動制(レベニューシェア)は普及するのか?

店子と大家は一蓮托生?!家賃変動制(レベニューシェア)は普及するのか?

家賃が変動するってありなの?

本コラムは事業用収益物件についての説明となります。

コロナ禍の影響を大きく受けている飲食店が出店しやすいように、賃貸借契約ではなく、売り上げに応じて賃料が変動するレベニューシェアという契約形態をとっている店舗があります。

通常の賃貸借契約では月額で賃料が決まっており、時短営業や休業要請等で思うように営業できず売上が下がっていても、決められた家賃を支払わなければなりません。

その点レベニューシェアという契約ですと家賃は固定ではなく、毎月の売り上げの15%~20%を家賃として支払うことになります。

レベニューシェアのメリットとデメリット

コロナ禍で経営状況が厳しい中、売り上げによって家賃が変動する、つまり下がるということは借主にとっては大きなメリットではあります。

ですが、貸主にとっては収入が安定しない、また周辺の家賃相場より低い家賃収入になってしまうというデメリットもあります。

つまり、レベニューシェアは借主にとってのみ、メリットがあるということなのでしょうか?

新規店舗開店になかなか踏み出せない状況の中、家賃変動型であれば比較的店舗をオープンしやすいという貸主にとってのメリットはあるので、空室対策に繋がる可能性は高まります。

また、売上の上がり具合に比例して家賃も高く変動するメリットもあります。

コロナが早く収束し、景気が回復してくれることを願っています!

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