空室対策～共用部・建物周り～

人は見た目の印象で全てが決まると言われているように、建物も第一印象が重要です。現地を見た瞬間、この部屋じゃないって思われないよう、見た目をさっぱりさせてモテる物件にしましょう♪

植栽剪定

手入れの行き届いていない植栽は、見栄えが悪いだけでなく内見者に防犯面での不安も感じさせます。除草とセットで定期的なメンテナンスを。高木の枝折れ事故による損害賠償請求のリスクも低減します。

内見者の8割は物件の管理の良し悪しを気にしており、重点チェック箇所のひとつが共用部の雑草・植栽。草が生い茂った状況では物件の魅力も半減。定期的なメンテナンスで整然と美しい共用スペースを演出しましょう。

多くの内見者にとって、物件の清潔感は超重要チェックポイント。虫の死骸やほこりの目立つ建物では敬遠されて当然です。こまめな清掃は物件の魅力を長く保つとともに、入居者満足度の向上にも貢献します。

日常清掃では落としきれない汚れや黒ずみを落とします。美観と訴求力を維持するためにも年に数回は実施したいところ。内見時の印象改善や入居者満足度の向上、建物の劣化の抑止効果も期待できます。

今では南京錠型の古びたポストは敬遠される傾向にあり、ダイヤル錠型が主流となっています。エントランスは物件の「顔」、新品への交換で内見時の第一印象を改善するとともに、入居者満足度の向上を狙います。

内見者の8割は物件の管理の良し悪しを気にしており、重点チェック箇所のひとつが自転車置き場。区画ラインの引き直しやラックの整備で乱雑な印象を解消し、利用者のマナー改善を促して内見時の印象を向上させます。

バイク駐輪可の物件は供給が多くないため、駐輪スペースを有料としても反響が見込めます。新設の際は余裕をもって区画を切る・屋根を設ける等の気遣いが差別化につながります。

万人の評価を高める「収納力」を強化します。デッドスペースを活用し、利用を別途契約とすれば収益力・物件価値の向上効果も。利便性が高まることで長期入居の実現も期待できます。

第一印象の良し悪しは成約率を大きく左右します。エントランスの床や壁を刷新し、デザイン性の高い空間を演出できれば、内見時の印象アップ・入居者満足度向上・物件全体の価値向上も狙えます。

不審者や不要な営業・勧誘の侵入を防げるオートロック。部屋探しの絶対条件としている入居者は少なくありません。導入コストは総戸数で割り、各戸の賃料アップ額から利回りを算出して検討を。最近では電話回線や赤外線を利用した配線工事不要の簡易タイプもあり、従来のものよりもお安く導入が可能です。