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高齢社会・空間センサーで見守り

高齢社会・空間センサーで見守り

高齢社会において、一人暮らしをしている高齢者が年々増加しています。高齢者の単身入居者様が多い賃貸居住用物件において、空間センサーを使用した高齢者の見守りは、安全確保や緊急時の対応向上のために極めて重要になってきます。

 介護施設の運営やIoT機器の開発を手がけるインフィック(静岡市)は、空間センサーを利用した家庭用高齢者見守りシステム「LASHIC home(ラシクホーム)」を提供しています。

介護の知見生かした機能も

 同システムは通信用の親機と空間センサー付きの子機がセットになっており、居室の隅に設置した子機が温度・湿度・照度、人の動きを検知します。一定期間動きが検知されないときや、居室内が熱中症を発症する恐れがある温度・湿度になった際には、親機を通じて専用アプリに通知が届く仕組みです。利用にはインターネット環境が必要。主に管理会社向けに、複数の居室の状態を一元管理で見守ることができるシステムや、緊急時の駆け付けサービス、設置場所にネット環境がない場合のための通信端末貸し出しといったオプションも提供しています。

 月額利用料金は1,078円。このほかに初期費用が21,780円かかる。月額料金2,178円(いずれも税込み)の初期費用なしのプランを選択することも可能です。(2023年9月現在の価格です)

 介護施設の運営で蓄積したノウハウを生かしたレポート機能が特長の一つです。センサーで検知した運動や睡眠の状況から、健康のために気を付けるべき事項を1カ月ごとに報告し、行動変容を促すことができます。睡眠のサイクルなどから認知症の予兆を捉えることも可能。

 インフィックでは2018年4月から、介護施設向けの見守りシステム「LASHIC care(ケア)」を販売してきた。ドアセンサー、ナースコール、呼び出しボタン、LASHIC homeと同じ空間センサーなどの中から必要な機器を組み合わせて使用します。介護の現場で本当に必要だった機能を搭載した見守りサービスは質が高く、持ち家や賃貸住宅で暮らす高齢者の生活にも役立ちます。

 賃貸居住用物件に空間センサーを利用すると、高齢者やその家族からの需要が高まり、空き家率の低下や長期間の入居を期待できます。さらに、空室になった場合にも、空間センサーを備えた物件は、安全性や付加価値が高いと考えられ、賃貸市場での競争力が向上します。不動産オーナーにとって、空間センサーの導入は物件の価値向上やリスク低減の観点からも有効であると言えます。

TEL 022-341-4005 LINE