空室対策~条件編~
- ペット可
- 楽器演奏可
- DIY可
- 家具家電付
- 駐車場付き
- 事務所利用可
- 敷金なし礼金なし
- 契約時の初期費用軽減
- 賃料免除(フリーレント)
ペット可
増加傾向にはありますが、ペット可物件は全国的にまだまだ希少。集客効果はもちろん、市況によっては家賃の増額も狙えます。管理や原状回復で注意すべき点もありますが、リスクに見合ったリターンが期待できます。
楽器演奏可
楽器演奏可の物件の流通は市場の1割にも満たないため、強力な差別化を図れます。運用の際は、演奏していい楽器や時間帯に明確なルールを設けるのがポイント。音漏れの確認や既存入居者・近隣住民への配慮は大前提です。
DIY可
DIYとは「自力で改装」のこと。借主が自分好みに部屋を改修できるよう許可を与えて貸し出します。
改修によって借主が「持ち家感覚」で居住できるのが特徴。物件に愛着が生まれるため長期入居が期待できます。
家具家電付
初期費用を抑えたいという高いニーズに応えつつ、モデルルームとしての側面も備えるため相乗効果が見込めます。昨今は「手ぶらで引っ越し」のニーズも増加。相場より高く家賃を設定し、数年での初期コスト回収を目指します。
駐車場付き
駐車場1台「無料」や駐車・駐輪代「込み」、区画1台「付」などの表現は、募集の際にお得なイメージを消費者に与えます。車での移動が当たり前のエリアではまず検討したい施策です。
事務所利用可
事務所利用可とすることで募集の間口を拡大します。昨今はパソコンひとつで仕事を受けるフリーランス(自営業者)が増え、自宅を事務所にしたいニーズも増加傾向。人の出入りの増加や用途変更の必要性などに注意しましょう。
敷金なし礼金なし
敷金なし・礼金なしの物件が増えたことで、地域によっては敷礼ありの物件が「割高」に見られてしまうケースも。逆に、敷礼が当たり前のエリアであれば、敷礼ゼロとすることで周囲との強力な差別化を図れます。
契約時の初期費用軽減
たとえば「仲介手数料」や「鍵交換費」「保証会社の保証料」など、募集時の初期費用をオーナー負担とすることで反響率・成約率を高めます。一時的なコストはかかりますが、家賃の減額等による物件価値低下を防止できます。
賃料免除(フリーレント)
家賃や共益費を一定期間無料サービスとする空室対策です。1~2ヶ月が一般的ですが、2週間や半年などにも設定可能。初期費用の軽減、引っ越し時期に自由が生まれるなどの効果から、成約率の向上が期待できます。